2026年8月、フランスベッドの「LTレガシー」を一式で買いました。
払ったのは約99万円です。届いたのは9月12日でした。
使い始めて、まだ2週間ほどです。
なので「後悔したか」には、まだ答えられません。10年以上使うつもりの買い物を、2週間で評価するのは無理があります。
書けるのは、払うまでに何を考えたかです。迷った順番のまま残しておきます。
レガシーは使い始めて約2週間です。 耐久性や、へたりについては書けません。3ヶ月後・1年後に追記します。
結論:予算から入って、最後は寝比べで決めた
1. 予算:先に「100万円まで」を決めた 機種から入らず、使えるお金の上限から入りました。
2. メーカー:日本で作っている会社に絞った これは私が勝手に置いた軸です。
3. モデル:店でLex4とレガシーを寝比べた レガシーに寝た瞬間に「あ、違う」と思いました。
4. サイズ:部屋に余裕があっても、ダブルにしなかった 4人で寝る時期は、マットレスの寿命より先に終わるからです。
5. 値引き:こちらから切り出す前に出てきた フェア・まとめ買い・現金一括の3つが効いたと思います。
保証が2年だと知ったのは、買うときでした。知っていても判断は変わらなかったので、最後に分けて書きます。
買ったもの:一式で988,800円
先に、何にいくら払ったかを全部出します。
| 品目 | 内容 | 金額(2点分) |
|---|---|---|
| マットレス | LTレガシー ハード・セミダブル | 798,600円 |
| フレーム | エルダ05C・セミダブル | 242,000円 |
| 敷きパッド | らくピタLT羊毛 | 94,600円 |
| 枕 | LTショルダーフィットピロー ハード | 48,400円 |
| カバー類 | マットレスカバー・ピローケース | 44,000円 |
| 定価の合計 | 1,227,600円 | |
| 値引き | −247,600円 |
(お買い上げ明細書より。支払いは、定価から値引きを引いた980,000円に、旧フレームの引き取り8,800円を足した988,800円)

定価122万7,600円の一式を、引き取り料込みの988,800円で買いました。 値引きは約20%です。
マットレスだけなら、フランスベッド販売の商品ページの価格はセミダブル1台399,300円からです。明細の単価も同じでした。

(出典:フランスベッド販売 LT LEGACY。2026年9月時点)
前提:モットンに不満があったわけではない
それまでの9年間は、通販のモットンで寝ていました。
1台3〜5万円の高反発ウレタンのマットレスです。初代を2017年、2代目を2021年に買いました。
不満はありませんでした。 2代目はまだ5年目で、へたってもいません。
夫婦で前から話していたのは、「寝る場所には、もっとお金をかけてもいいよね」ということでした。1日のうちでいちばん長くいる場所だからです。
きっかけは、ショッピングセンターだった
家具を見て回るのが好きで、休みの日によく見に行きます。
その日もベッド売り場を歩いていて、何の前触れもなく「そろそろ替えるか」となりました。
少し家計に余裕が出てきた時期でもありました。
乗り換えて寝心地がどう変わったかは、モットンからフランスベッドへ乗り換えた記事に分けて書いています。
考えたこと①:予算を先に「100万円」と決めた
最初に決めたのは、機種ではなく上限でした。
半分は決め打ちだった
100万円という数字は、半分決め打ちです。
「よく寝る場所だから、100万円くらいかけていい」。夫婦でそう話して決めました。
裏付けは、毎年の積立
ただ、根拠がなかったわけではありません。
我が家は毎年、住宅ローン減税の還付から固定資産税を引いた残りを積み立てていました。それがちょうど100万円くらいになっていました。
貯金を崩すのではなく、この積立の範囲で買う。そう決めたので、金額に迷いは少なかったです。
年あたりに直すと、どうなるか
100万円を10〜15年で割ると、年あたり約6.7〜10万円です。
2代目のモットンはフレーム込みで約18.6万円、約5年で年あたり約3.8万円でした。
年あたりに直しても、まだ2倍前後高い。「年で割れば割安」とは思っていません。
この計算と、LTシリーズの価格の階段のどこで止めるかは、別の記事にまとめました。

考えたこと②:日本で作っている会社に絞った
メーカーを絞った軸は、「日本の会社で、日本で作っているところ」でした。
この軸は、私が自分で置いたもの
LT Lexの商品ページには「日本人の骨格、日本の気候に適した構造」という説明があります。(出典:フランスベッド販売 LT Lex)
日本の会社・国内生産で選ぶというのは、私が置いた判断の軸です。
ちなみに、フランスベッドはフランスの会社ではありません。日本の会社です。私も調べるまで勘違いしていました。
構造が、他社と違った
フランスベッドを選ぶと、中身の構造が変わります。
「高密度連続スプリング」という、1本の鋼線を継ぎ目なく編み上げたスプリングです。公式は、国内ではフランスベッドだけが製造していると説明しています。
(出典:フランスベッド公式 高密度連続スプリング)
レガシーは、このスプリングを2段重ねた「ダブルデッキ構造」です。
ただ、この構造の良し悪しを説明している情報源は、ほぼメーカー自身です。第三者が比べたデータは見つけられませんでした。
考えたこと③:店でLex4とレガシーを寝比べた
LTシリーズには、価格が階段状に並んだモデルがあります。
| モデル | セミダブルの価格 | 公式に書かれている中身 |
|---|---|---|
| LT Lex1 | 220,000円〜 | 高密度連続スプリング |
| LT Lex3 | 319,000円〜 | +天然ラテックスフォーム |
| LT Lex4 | 363,000円〜 | +天然ラテックスフォーム・Lexの最上位 |
| LTレガシー | 399,300円〜 | スプリング2段重ね・LTの最上位 |
(出典:フランスベッド販売の商品ページ LT Lex、LT LEGACY。2026年9月時点。Lex2は省略)
最初は、Lex4でいいと思っていた
検討の出発点は、LT Lex1やLex3のあたりでした。
店員さんと話しながら上へ上がっていき、最後に残ったのがLex4とレガシーです。
レガシーとの差は、セミダブル1台で約3.6万円。2台なら約7.2万円です。
最初は、Lex4で十分だと思っていました。
レガシーに寝た瞬間に「あ、違う」
それが、寝比べて変わりました。
Lex4は、私には少し沈みすぎる感じがしました。
レガシーは、柔らかくて気持ちいいのとは違いました。硬いのに、体が吸い付く感じです。
言葉にするとこれくらいしか出てきません。でも、寝た瞬間に分かる差でした。
店で数分ずつ寝たときの体感なので、体格や好みで感じ方は変わると思います。
硬さは「ハード」を選んだ
レガシーの硬さは、ハードとミディアムソフトの2つです。
私は腰痛持ちで、柔らかすぎるマットレスは辛かった経験があります。なのでハードにしました。
ただ、家で寝てみると、ハードでもモットンより柔らかく感じます。 硬すぎるということはありませんでした。
「腰にいい硬さ」の一般論ではなく、私の体に合ったかどうかの話として読んでください。
考えたこと④:部屋に余裕があっても、ダブルにしなかった
ここがいちばん悩んだところです。
4人でセミダブル2台は、少し手狭
我が家は夫婦と子ども2人で、セミダブル2台を並べて寝ています。
2台を並べたときの隙間の対策は、家族4人で5年寝た記事にまとめています。
少し手狭です。部屋には、1台をダブルに広げる余裕もありました。
それでも、サイズは変えずにセミダブル2台のままにしました。
家族構成は、マットレスより先に変わる
子どもと一緒に寝るのは、いつまででしょうか。
うちの子はまだ小さいですが、小学校の高学年になれば別の部屋で寝ると思います。姉妹なので、2人で1部屋ならもっと早いかもしれません。
4人で寝る時期は、長く見てもあと5〜6年です。
一方で、マットレスは10年以上使うつもりで買います。
マットレスは10年使うのに、家族構成は5年で変わる。
今の手狭さのためにダブルを買うと、数年後には大きすぎるベッドが残ります。
サイズは、いつも部屋と家族で決まってきた
振り返ると、我が家のサイズの履歴はこうです。
- 同棲していた頃:畳める布団(部屋が狭かった)
- 2017年:シングル2台(寝室ができた)
- 2021年:セミダブル2台(子どもが生まれ、新築に引っ越した)
- 2026年:セミダブル2台のまま(子どもが出ていく側に入った)
寝心地でサイズを決めたことは、一度もありません。
考えたこと⑤:値引きは、こちらから切り出す前に出てきた
実店舗で買ったので、値引きがありました。どう進んだかを書いておきます。
予算を先に伝えた
最初に「予算は100万円です」と伝えました。
そのうえで、こう頼みました。「やりたいことを一度全部積んで、最後に要らないものを外すか、グレードを下げる前提で調整させてほしい」。
交渉する前に、値引き済みの見積もりが出てきた
最初に表示された金額は、120万円台でした。
ところが、こちらから値引きの話をする前に、店側が値引き済みの見積もりを出してきました。
結果として、何も外さずに100万円の中に収まりました。
効いたと思うのは3つ
後から考えると、効いたのはこの3つだと思います。
- 店がフェアの期間中だった
- マットレス・フレーム・寝具をまとめて買った
- 現金一括で払った(カード払いには使えない割引だった)
値引きは、店・時期・在庫・支払い方法で変わります。 「フランスベッドは2割引きになる」という意味ではありません。
店の値引きが小さければ、楽天の販売店と比べる
寝比べは、店でしかできません。まず店で寝てみるのが、いちばん確実だと思います。
そのうえで、店の値引きが思ったほど出なければ、楽天の販売店と比べる手もあります。同じレガシー(ハード・セミダブル)は、ヤマダ電機の楽天市場店でも売られています。価格は定価と同じ399,300円でした(2026年10月8日に確認)。
比べるときに見るのは、販売店が独自に付けているポイントアップです。2026年10月8日に見たときは、ヤマダ電機の楽天市場店がこの商品に「ショップポイントアップ +9倍」を付けていました。通常の1倍と合わせて約3万6,300ポイント、税抜価格のちょうど1割です。この倍率は期間限定で、このときはその日の23時59分まででした。
ここに、楽天のサービスの利用状況で上がる倍率(SPU)や、お買い物マラソンなどのキャンペーンが重なります。ただし、こちらは項目ごとに、もらえるポイントに上限があります。たとえばお買い物マラソンの買いまわりは、1回7,000ポイントまでです(出典:楽天市場 お買い物マラソン)。40万円の買い物に、倍率がそのまま全部かかるわけではありません。
店で買うのと違って、配送設置料が別にかかります。ヤマダ電機の楽天市場店の案内では、インテリア家具は2,750円です。階段で2階以上に運ぶ場合などは、別料金になることがあります(出典:ヤマダ電機 楽天市場店 会社概要)。
何にいくら払ったかの明細と、公式通販のアウトレットとの比べ方は、別の記事にまとめました。

保証は2年。知ったのは買うときだった
ここは、金額に比べて歯切れが悪いところです。
保証書に書いてあること
フランスベッドのマットレスの保証は、お買い上げから2年です。
届いた保証書にも「お買い上げの日より2年」とあり、対象はマットレスだけでした。

保証書には、へたりについての記載も、数値もありませんでした。
公式サイトの「弊社規定以内のへたり」
一方、公式サイトの修理のページには、保証期間内でも有償になるものとしてこう書かれています。
弊社規定以内のマットレス・ソファ等のクッション材のへたり
(出典:フランスベッド公式 商品の不具合・故障の対応について)
書かれているのは「規定以内のへたりは対象外」ということです。規定を超えた場合にどう扱われるかは、このページからは分かりませんでした。
その規定が何cmなのかも、確認した公式ページと手元の保証書には書かれていませんでした。
同じページには、保証期間内でも出張料金や点検・技術料金がかかる場合がある、とも書かれています。
通販ブランドと並べると
各社の公式ページで確かめた条件です。
色が付いているところだけが、実際に差がある項目です。
| ブランド | 保証期間 | へたりの数値 |
|---|---|---|
| NELL | 10年 | コイルの沈み込み3cm以上 |
| エマ・スリープ | 10年 | ウレタンの凹み2.5cm以上 |
| コアラ | 10年 | 「25mm未満は対象外」 |
| エアウィーヴ | 3年(主なマットレス) | 数値の記載なし |
| フランスベッド | 2年 | 数値の記載なし |
(2026年9月時点の各社公式ページより。「数値の記載なし」は、確認したページと保証書に書かれていなかったという意味です。条件の細かい違いは保証を6社で比べた記事で比べています)
私は、保証をあまり気にしていなかった
保証が2年だと知ったのは、買うときに店員さんから説明されてでした。
そのときの感想は「結構長いな」です。知っていても、判断は変わらなかったと思います。
私の考えはこうです。2年たって出てくる不具合は、使い方の問題かもしれない。子どもがベッドで跳ねて傷めたものを、直してもらうわけにもいきません。
保証がゼロなのは困ります。でも、初期不良が見つかる1年があれば十分だと思っています。
長期保証を重視する人には、10年保証のブランドのほうが合うと思います。
なお、フランスベッド販売の保証案内には、フランスベッドのフレームとマットレスをセットで使う場合に適用される、と書かれています。(出典:フランスベッド販売 保証について)
この案内は、フランスベッド販売から買った人向けです。別の店で買った場合は、手元の保証書の内容を確認してください。
使い始めて2週間の印象
評価ではなく、経過として書いておきます。
寝心地は、明らかに良い
寝心地は、はっきり良くなりました。 最初は違和感がありましたが、5日ほどで慣れました。
子どもたちもぐっすり寝ています。寝心地が合わずに困った家族はいませんでした。
困ったのは、起きられなくなったこと
想定外だったのは朝です。
「もっと寝ていたい」が強くなって、最初の1週間は朝がしんどくなりました。妻は20分のつもりの昼寝が、2時間になりました。
2週間たって、朝はだいぶ起きられるようになりました。
この経過は、乗り換えた記事で詳しく書いています。
最初に沈むのは、メーカーも説明している
買ったばかりの人向けに、ひとつ書いておきます。
手元の取扱説明書には、詰め物に綿やウレタンを使っているので、使い始めに体へのなじみが出ると書かれていました。3ヶ月に1度、頭と足・表と裏を入れ替えるようにも勧めています。
公式のよくある質問でも、使い始めに表面の詰め物がなじんで沈むことがある、と説明されています。(出典:フランスベッド公式 購入直後のへたり)
ただ、自分の沈み込みがこのなじみなのか、不具合なのかは、この説明だけでは判断できません。気になったら販売店に相談するのが確実です。
この買い方が合う人、合わない人
ここまでの判断を、表にまとめます。
| 合うと思う人 | 合わないと思う人 | |
|---|---|---|
| 暮らし | 当面、家も家族も動かない | これから結婚・出産・引っ越しがある |
| 選び方 | 店で寝比べて決めたい | 通販で、使ってから決めたい |
| 保証 | 買う前に確かめることを重視する | 長い保証で安心したい |
通販で使ってから決めたい人向けに、各社の返品制度はマットレスの返品保証を6社で比べた記事にまとめています。
ほとんどの人には、ここまでの金額は要らない
私は3〜5万円のマットレスを9年使って、大きな不満はありませんでした。 初代は9年目の今も、来客用として使っています。
私がこの金額を出せたのは、家も家族も当面動かないと思えたからです。
その前提がない人が同じ金額を出すのは、払いすぎになると思います。
まとめ
- フランスベッドのLTレガシー(ハード・セミダブル2台)を、一式988,800円で買った
- モットンに不満があったのではない。寝る場所にお金をかけると決めた
- 予算は先に100万円と決めた。毎年の積立の範囲で払った
- 店でLex4と寝比べて、レガシーに決めた。硬いのに体が吸い付く感じだった
- 部屋に余裕があってもダブルにしなかった。4人で寝る時期は先に終わる
- 値引きは、こちらから切り出す前に出てきた。フェア・まとめ買い・現金一括が効いたと思う
- 保証は2年。へたりの規定値は、確認したページと保証書には書かれていなかった。私はあまり気にしていない
- ほとんどの人には、ここまでの金額は要らない
乗り換えて何が変わり、何が変わらなかったかは、次の記事にまとめています。
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