モットンの口コミを探すと、私が探した範囲では 1年前後使った人の話 ばかりでした。
マットレスは何年も使うものなのに、1年目の感想で何が分かるんだろう、とずっと思っていました。
私は 2017年8月から2026年9月まで、モットンで毎晩寝ていました。 初代を約4年、2代目を約5年です。
その記録を、注文記録の金額つきで残しておきます。
買うときは、エアウィーヴとも迷いました。
結論:9年使って分かった3つのこと
1. 買い替えは2回とも、寿命が理由ではなかった 子どもが生まれて引っ越した。睡眠にお金をかけたくなった。どれも生活の側の都合です。
2. 9年前に買った初代は、今も来客用で使える 横から測った厚みは公称並み。腰の位置に紐を張っても、目で分かるすき間はありませんでした。
3. 硬めが好きな人向けだと思う 弱点は薄さです。厚さ10cmなので、下のフレームを感じることがありました。
硬めが好きなら、候補に入ると思います。今の価格とサイズは公式サイトで確認できます。
【モットン】公式サイトはコチラ9年の記録
布団からベッドにするとき、モットンを選んだ
同棲していた頃は部屋が狭く、畳める布団で寝ていました。
家族寮に引っ越して寝室が持てたので、ベッドにすることにしました。
私は腰痛持ちです。「マットレス 腰痛」で調べて出てきたのが、モットンでした。
エアウィーヴなどと迷って、モットンに決めた理由は4つです。
- 腰痛持ち向けをうたっていて、口コミの評判も良かった
- 手の届く価格だった
- 横向き寝にも対応していると書かれていた
- 公式が示していた寿命が長かった
予算は1人5万円くらいまで。安すぎるものは避けたかったので、シングルのモットンがちょうど収まりました。
どれも、当時の公式サイトや口コミを見て受けた印象です。9年前の公式の文面は、今は確認できません。
迷ったエアウィーヴとの違いは、エアウィーヴとモットンの比較で条件を並べています。
買ったもの・払った金額
我が家は夫婦で2台並べて使っているので、どの世代も2台ずつ買っています。
| 世代 | 使った期間 | 買ったもの | 払った金額 |
|---|---|---|---|
| 初代 | 2017年8月〜2021年10月 (約4年2ヶ月) | シングル2枚 140N | 69,600円 |
| 2代目 | 2021年10月〜2026年9月 (約4年11ヶ月) | セミダブル2台 レギュラー(170N) | 94,600円 |
金額はマットレスだけです。どちらの世代も、別にヒノキのすのこベッドを買って、その上に置いていました(2代目の時期は、冬の4ヶ月だけ畳の部屋に直置き)。
初代は1枚34,800円でした。2代目は楽天で買い、1台49,800円の2台に、同時購入のクーポンが使えました。


「9年」は、同じ1台を9年使ったという意味ではない
ここは誤解のないように書いておきます。

9年というのは、モットンで毎晩寝ていた期間の合計です。
初代を毎晩使ったのは約4年2ヶ月。そのあとは来客用に回しました。
1台を毎晩9年使って確かめたわけではありません。 初代は「毎晩4年+来客用5年」、2代目は「毎晩5年」です。耐久性の話をするときは、この内訳で読んでください。
買い替えは2回とも、寿命が理由ではなかった
マットレスの記事を読むと、たいてい「寿命は8〜10年」「へたってきたら買い替え時」と書いてあります。
でも私は、一度もへたりや寿命を理由に買い替えていません。
枕も同じで、10年たったからと替えて失敗しました(テクノジェルの枕を10年8ヶ月使った記事)。
1回目:子どもが生まれて、引っ越した
2020年に長女が生まれ、2021年に新築へ引っ越しました。
家族4人でシングル2枚は、さすがに狭かったです。そこでセミダブル2台にしました。
セミダブル2台を並べて、隙間をどうしたかは、2枚並べの記事に書いています。
2回目:睡眠にお金をかけたくなった
2026年には、モットンからフランスベッドに乗り換えています。
モットンに不満はありませんでした。2代目を買ってまだ5年で、へたってもいなかった。
ただ、夫婦で前から「寝る場所には、もっとお金をかけてもいいよね」と話していました。毎日いちばん長く過ごす場所だからです。
その漠然とした思いが、ある日ベッドを見て回っているときに形になりました。
何を買ってどう決めたかはフランスベッドのレガシーを買うまでに考えたことに、乗り換えて変わったことはモットンからフランスベッドへの乗り換えの記事に書いています。
そもそも「寿命8〜10年」の根拠は?
気になって調べましたが、多くの記事に共通する出どころは特定できませんでした。
モットンのようなウレタンのマットレスは、消費者庁の品質表示の手引きで、硬さや復元率を表示することになっています。使用年数は、表示する項目に入っていません。
一方、モットンの公式FAQは、耐久試験から10年使える計算だと説明しています。使い方や環境で変わる、という前置きつきです。
(出典:モットン公式 よくある質問)
メーカーの「10年」は、試験から換算した目安です。 家で10年使えることを保証する数字ではありません。 比較サイトによく出てくる「8〜10年」も、誰が何を測った数字なのかを書いた記事は、私が探した範囲では見つかりませんでした。
私の整理はこうです。寿命は「買う理由」にはなるけれど、「買い替える理由」にはならない。
私の場合、買い替えのきっかけは2回とも生活のほうで先に起きました。
9年前に買った初代は、今も来客用で使える
初代のシングル2枚のうち、1枚は今も来客用として使っています。
もう1枚は、前の家を出るときに粗大ごみに出しました。壊れたからではなく、新しい家に置き場所がなかったからです。

寝心地は「少し柔らかくなった気はする」くらい
今、初代に寝てみた感想です。
新品のときと、そんなに変わりません。ちょっと柔らかくなった気はします。
2代目も同じくらいです。子どもがジャンプしても、へこんだ感じはありません。
測ってみても、目で分かるへたりはなかった
体感だけでは主観なので、3台とも測りました。
横から測った厚みは、3台とも約10〜10.5cm。 モットンの公称の厚みは10cmです。
腰の位置に紐をピンと張っても、紐と表面のあいだに、目で分かるすき間はありませんでした。
測り方と、写真つきの詳しい結果はモットンのへたりを9年もので実測した記事にまとめています。
この測り方では、数mm単位のへこみまでは分かりません。 厚みが変わっていなくても、押し返す力が弱まっている可能性はあります。
9年使って良かったこと
眠れなくて悩んだことが一度もない
9年間、睡眠で悩んだことがありませんでした。
「眠れない」と悩んだ時期は、モットンを使っていたあいだ一度もありません。 マットレスに求める最低限は、これだと思っています。
横向きの私にも、仰向けの妻にも合った
私は横向きで寝ます。妻は仰向けです。
寝方が違う2人とも、同じ硬さのモットンで問題なく眠れていました。
腰は「悪化しなかった」
腰痛持ちとして、いちばん気にしていたところです。
使い始めの頃は、むしろ腰が痛くなりました。
当時、しばらく使い続けて体を慣らすように、という公式の案内を読んだ記憶があります。それに従って続けました。しばらくすると痛みが消え、そこからは腰に合っていました。
劇的に良くなったわけではありません。ただ、9年間で悪化はせず、寝起きに腰が痛いこともあまりありませんでした。
モットンが腰痛に効く、という意味ではありません。 体格や腰の状態で合う硬さは変わります。痛みが続くときは、医療機関に相談してください。
9年使って不満だったこと
薄いので、フレームを感じる
いちばんの不満はこれです。ただ、買い替えて初めて気づきました。
モットンの厚みは10cmです。子どもがベッドの上でジャンプすると、下のフレームの硬さを感じました。
寝返りの振動も直に伝わって、フレームがギシギシ鳴ることがありました。

妻は、ずっと「少し硬い」と言っていた
妻は使い始めから、慣れたあとまで「少し硬い」と言い続けていました。
だんだん体が慣れて、問題はなくなりました。それでも、私たちが使った140Nと170Nは、妻には少し硬かったようです。
捨てるのと運び込むのが、少し面倒
処分は粗大ごみに出しました。自分で外まで運ぶのは、それなりに手間です。
買い替えのときに引き取ってもらえるかは、9社の条件を並べた記事で比べています。
届いたときは丸めて圧縮された状態なので、広げるだけです。搬入はそこまで大変ではありませんでした。

モットンの下に何を敷いていたか(ヒノキのすのこと、冬の直置き)は、別の記事にまとめています。

硬さは「選び直した」わけではない
注文記録を見ると、初代は140N、2代目はレギュラー(170N)です。数字だけ見ると、硬いほうへ動いています。
でも、意識して硬くした記憶はありません。 初代が柔らかすぎたわけでもありません。
寝た感じでいうと、いちばん硬かったのは2代目の170Nです。そのあと替えたフランスベッドは、ハードを選んだのに、3つの中でいちばん柔らかく感じています。
2017年当時の140Nが、今の「ソフト」と同じ扱いだったかは確認できていません。 当時の公式の区分表が見つからなかったためです。ここでは注文記録にある数字だけを書いています。
価格は2017年と2025年で同じだった
調べていて気づいたことです。
| 時点 | シングル | セミダブル |
|---|---|---|
| 2017年3月(プレスリリース) | 39,800円 | 49,800円 |
| 2025年4月の値上げ前 | 39,800円 | 49,800円 |
| 2025年4月7日〜 | 44,800円 | 56,800円 |
(出典:2017年のプレスリリース、モットン公式 価格変更のお知らせ)
2017年のプレスリリースの価格と、2025年の値上げ告知にある「旧価格」が同じです。
ただし、分かっているのは2つの時点だけです。その間に一時的な値下げや値上げがなかったかまでは分かりません。
私が2017年に払ったのは1枚34,800円で、プレスリリースの価格より5,000円安い金額です。なぜ安かったのかは、記録が残っていなくて分かりません。
今モットンを買うなら知っておくこと
9年前とは条件が変わっているところもあるので、今の公式の条件を置いておきます。
返金や交換の保証が付くのは、電話か公式サイトで注文した場合だけです。楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングで買ったものは対象外です。
| 項目 | 今の公式の条件 |
|---|---|
| 価格 | シングル 44,800円/セミダブル 56,800円 |
| 厚み・重さ | 10cm/シングル約7.5kg・セミダブル約9.0kg |
| 硬さ | 140N・170N・280Nの3種類(体重で選ぶ) |
| 返金保証 | 届いてから90日たったあとの14日間。この期間内に、本体・カバー・保証書が返品先に届いている必要がある |
| 硬さの交換 | 届いてから104日以内に1回だけ。配送手数料4,500円/個。交換すると返金保証の対象外になる |
| へたりの交換 | 適正に使って、返金保証の期間後に2.5cm以上へたった場合。購入から3年以内・配送手数料4,500円/個で1回だけ |
へたりの交換は「3年以内・有償」です。 10年保証をうたう通販マットレスとは、制度の中身が違います。 私の2代目は楽天で買っています。今の条件なら保証の対象外ですが、2021年当時の条件は確認していません。
各社の保証の中身は、6社を比べた記事にまとめています。

モットンが合う人・合わない人
9年使った立場から、合うと思う人を挙げます。
逆に、次のような人には合わないと思います。
| 合わないと思う人 | 理由 |
|---|---|
| 柔らかめが好き | 妻はずっと「少し硬い」と言っていた |
| 厚みがほしい | 10cmなので、下のフレームを感じることがある |
| 長い保証がほしい | へたりの交換は3年以内・有償 |
私は9年使って、今は別のマットレスで寝ています。でもそれは、モットンに不満があったからではありません。
初代は9年目の今も来客用で使っていて、2代目の2台も、これから来客用に回します。
今のモットンの価格とサイズは、公式サイトで確認できます。購入画面でクーポンコード「mottonpso」を入れると1,000円引きになります(広告主の案内・2026年10月時点)。
【モットン】公式サイトはコチラまとめ
- 2017年8月から2026年9月まで、モットンで毎晩寝た(初代約4年+2代目約5年)
- 買い替えは2回とも、へたりや寿命が理由ではなかった
- 9年前に買った初代は、今も来客用。測っても目で分かるへたりはなかった
- 良かったのは、睡眠で悩まなかったこと。腰は悪化しなかった
- 不満は薄さ。妻には少し硬かった
- へたりの交換は3年以内・有償
9年使って分かったのは、マットレスが何年もつかより、その間に生活が何回変わるかのほうが大きい、ということでした。
モットンが候補に残ったなら、公式サイトはこちらです。
【モットン】公式サイトはコチラ実際にどれくらいへたっていたのかは、次の記事に写真つきでまとめています。
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